4th Digital Omnibus Album「Sound Create Fighter OST」

今回のオムニバスアルバムは、「架空の格闘ゲームのOST(オリジナルサウンドトラック)」というコンセプトのもとに制作されました。
各々が自由にバトルステージを妄想し、専用戦闘BGMを作った結果、とてもほほえましいアルバムになりました。
以下、全12曲の概要・対象ステージの詳細な設定です。
01:終わる夜 / ぬの
Theme Song君が僕を助けに来るのをひたすら待つ
RPG02:awake / パーカー
Stage:『路地裏』酔っ払って寝たのか薄暗い路地裏で目が覚めた。
しばらくふらふら歩くと不意に吐き気が襲ってくる。
こらえきれずにその辺ですっきりしてしまった。
顔をあげると筋肉隆々のあんちゃんと目が合う。
彼は目を真っ赤にして憤怒に顔をゆがめている。
どうやらここは彼のベストプレイスだったらしい。
あんちゃんが殴りかかってきた!
03:現代戦争絵巻南無妙法蓮華経 / juda
stage:『メシオカタウン津波廃墟ステージ』とある日の3月、彼はとある千葉の東方、平安より繋がる神道の町メシオカを訪れた。
しかしそこには、仏教徒の起こした津波の襲撃を受け壊滅した町並みが広がっていた。
拳一つ(二つ)で挑む相手は仏教徒の切り札、広域蹂躙型機動兵器・奈良の大仏様。
04:4 b0t g4 d0t / milra
Stage:『印西シティ』"あなた"はどうやら森の奥深くまできてしまったらしい。いつの間にか霧が深く立ち込めている。
引き返そうとも周りを見回してみるが辺りは白く霞んでいて右も左もわからない。
道に迷ってしまった。
長い間歩き続けていたので喉が乾き、今にも張り付きそうでいて生唾も上手く嚥下できない。
じわじわと焦りが募る。まだ日は高いがおちおち休憩などしていられるわけがない。
この森は"でる"のだ。
昼夜を問わず霧が濃いとき"やつ"は道行く人々を一人、また一人とその霧へと引きずり込む。
村のふもとではその妖怪を"milra"として忌み嫌っている。
しかしその村は今はもうなく、合併されてしまって市の一部地域になってしまった。
"あなた"は自分がどこにいるのか見当もつかない。
この霧の中、"あなた"の輪郭は滲み、"あなた"の境界はぼやける。
遠くから音が響いてくる。
誰もその正体は知らない。-----
誰もその姿をみたものはいない。-----
何故なら聴き終えたものは誰一人として存在しないのだから。-----
目的地まではもう少しではあるはずだが、どうやらここまでらしい。
白の世界で"自己"の存在"をかけた逃避行が始まる。
襲いかかる妖怪milraの精神攻撃を乗り越え真のエンディングに辿り着け!!
耐久型のデスマッチステージ!!
05:二〇一二盛り上げ音頭 / temperature
Stage:『KAMAGAYA』『東の最果てに存在する神秘の国、ジパング。
そこは"HAPPI"と呼ばれるロクに防御性のない薄い布や、さらにそれらを体全身まで広げ機動性まで捨てた"KIMONO"というものを身にまとった人々であふれていた。
独特なリズムの民族音楽に合わせ、集団で輪を作りアフリカの未開部族の儀礼と似たような踊りを楽しんでいる。
どうやら街中が祭典のようだが、異人である私のことも快く受け入れてくれ、一緒に楽しもうとのことであった。
せっかくなので私も様々な"DEMISE"や"BON-ODORI"を体験していたのだが、途中で出会った"BANTYO"と呼ばれる男となぜか勝負することに。
街中で闘いが始まるというのに、周囲の人々はとても楽しそうに闘いを観戦し、歓声を飛ばす。
これも祭典儀礼のうちの一つなのだろうか。この"BANTYO"とやらも、そう悪い人には思えないのだが…』
――冒険者の手記より抜粋
06:氷河城 / ar_nights
Stage:『常冬の洞窟』トンネルを抜けるとそこは雪国であった…とは有名な話だが、ここでは洞窟の中が雪国らしい。
洞窟内で降るはずの無い雪、一瞬で凍りついたかのような川、天井から下がる氷柱。
これらの現象は、最近ここに住み着いた何者かの影響だという。
ここは重要な交通拠点なので、ソイツを排除する必要が有るが…
07:yaso(Battlefield Remix) / アヲギリ
Stage:『Tokyo381』都心の上層部に縦横無尽に張巡らされてたハイウェイTokyo381。
そこから見下ろす夜の街並みは、さながら地上に広がる星空のようである。
ところで、先ほどから何か人影のようなものがサイドミラーにちらついている気がする。
ここは当然車両以外は進入禁止。人はおろか獣一匹いるはずは無いのだが…。
そう思った矢先だった。何か大きな物理的衝撃が車体を貫く。
間一髪でドライバーズシートから脱出し、視線を上げるとそこには…。
★ステージギミック
時折、画面内を横切るトラックには要注意だ!
上手く対戦相手を巻きこんで大ダメージを与えよう!
※
あまね氏のyasoの設定より381,Tokyoという固有名詞をお借りしています。
yaso(battlefield remix)の世界観は原曲yasoの世界観と大きく異なります。
完全に別のものとお考えください。アナザーガンダムみたいなもんです。
08:Wasteland Wartime / Deyans
Stage:『不毛大河』かつてこの地には巨大な川が存在した。
その流域には古くから多くの町が栄え、水運業を中心とした独特の文化が築かれていた。
滔滔と流れるその川は、人々の暮らしと共に永遠に時を刻み、途切れることがないものだと思われていた。
「水が消えた」
人々が信じがたい光景を目の当たりにしたのは今から1000年も前のことだ。一晩のうちに川の流れは途絶え、水源は潤いを失った。あれだけの大量の水が消えたというのに、未だにその原因を解明した者はいない。ある者は神の怒りによるものだと言う。
人々の生活の中心にあった水が失われたことで町は活気を失い、次第に廃れていった。
そんな歴史のある地に今私は立っている。見渡せるものといったら、一面に広がる砂漠と砂に埋もれた文明の跡地くらいである。
かつての大河は乾ききって、凹状の巨大な「道」となっている。皮肉をこめて不毛大河とも呼ばれるこの「道」は、マックワリーとイネィジュの2つの国を経由し帝都ツィーヴァへ向かう唯一の交通路になっているのだが、ここを通ってツィーヴァへ辿り着いたものは少ない。ここを通る者は悪魔に襲われるからだ。
悪魔の名はibusan。真鍮の破壊者(シンバル・クラッシャー)として恐れられている。シンバルに極度の憎悪を抱き、ツィーヴァへシンバルを運ぶ行商人の前に現れては、行商人の体もろともシンバルを粉々にする。近年はシンバルに限らず「薄い円盤」を持っている者を見境なく襲うらしい。
「おい」
おっと、私の持っていたサンクリのCDにあいつが反応したようだ。
「この親指で潰してやんよ」
――今日も戦いが始まる。
09:Ruined Blue [beat' em up mix] / ToTSHi Lv.2
Stage:『荒廃都市タークノイズ』波動性鉱石「タークノイズ」。
人間の精神に反応し、「魔法」としか思えぬ既存の物理法則を無視した力を産み出す石は、人々に大きな発展と、「波動兵器」や「人形」といった恩恵を与えた。
かつて、石の名を冠したその町は、最大の「タークノイズ」産出地だった。
そこは、「タークノイズ」の力により繁栄し、そして、「タークノイズ」の力により滅んだのだ。
その町では、今や重度の「蒼染障害」と忘れ去られた「人形達」が残されている。
10:MAN 2 MAN / juda
Event男と男が対峙する瞬間。
それは一つの芸術足りうる。
男と女でもいい。
いや、女と女の方がいいな。目の保養的に。(20xx.1.2x)
11:desperate / さげ
Stage:『始まりの地・Arche Myquee』彼は約2年前からの記憶が無い状態でロンドンの路上に捨てられていた。
その2年の間に何かがあったらしく、人々は凶暴化して獣のようになり、野生的な殺し合いが至る所で絶えず起こっていた。
ひとまず彼は、生まれの地であるArche Myqueeに戻ることにした。
暴徒との数々の死闘に打ち勝ち故郷にたどり着いたが、この付近は特に人々の凶暴化が激しかったらしく、所狭しと建てられていたビル群も生々しく破壊されて廃墟となり、その内外には殺し合いで朽ちていったであろう人々の無残な骸や破片が数多くあった。
この血腥い風景に、かつてのInternational Metropolisの面影はどこにもなかった。
そこで待ち構えていたのは、彼と瓜二つの男であった。
「生きて帰ってくるとは、流石私だ。だが神は二人など要らぬ」
この男はいったい何者か。
人類凶暴化との関係とは。
そして、本当の自分に打ち勝ち、世界を救うことができるのか。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。 約2年前、彼はある遺伝子操作の実験を自分自身の生きた細胞に施した。しかし実験は失敗、物凄いスピードで増殖していった異常細胞は脳細胞を侵し、当時の人格を破壊した。代わりに現れたのが、それまでずっと無意識下に抑圧していた非常に凶暴な人格「ラディックス」であった。
「ラディックス」は生物学研究者であった彼の技術を利用し、ヒトが感染すると理性を失い、近くのヒトに敵意を抱かせるというウイルス「インサニア」を開発した。これで人類に殺し合いをさせようというのだ。
「インサニア」を至る場所でばら撒き、「世界各地で喧嘩の果ての殺傷事件多発」というニュースが流れるようになった矢先、崩壊したはずの人格が表層に現れようとし始める。月日が経つにつれ、正常細胞は少しずつ戻っていているのであった。鬱陶しくなった「ラディックス」は自分の体のコピーを作り、そこに自分の人格を形成する脳器官を移すことで、人格「ラディックス」だけの体を手に入れた。
元の体は「インサニア」に感染させた状態でロンドンに飛ばした。遠くの地での殺し合いに加担してもらうつもりだったのだ。これが約1年前のことである。
細胞が全て正常に戻り、彼はロンドンの路上で目を覚ました。この時点で「インサニア」に感染していたにもかかわらず凶暴化していなかったのは、彼の持っていた凶暴性の因子は全て「ラディックス」の体のほうへ移ったためであった。これにより、彼には理性を失うことなく凶暴化時の力を出せる能力が備わった。
ちなみに「ラディックス」ももちろん「インサニア」に感染している。しかしこの人格自体が凶暴であるため、「インサニア」の影響はまるで受けていないように見えるのである。「インサニア」に感染しながら理性を保つのは普通のヒトではありえないことであるので、「ラディックス」は自身のことを神のように思っている。
12:g4m3 0v3r / milra
Event使いどころ「負けたときにながす。」
最期にあるのは絶望だった。
posted on 2012/02/02
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